どうも、しらす博士です。
私は、水産会社のしらす部門の役員をしています。皆さんにお役に立てる情報を提供できれば幸いです。
お客様からこんな質問を頂きました。
『釜揚げしらすと、しらす干しの違いって何?』
よくあるこの質問に対し、詳しく解説していきたいと思います。
釜揚げしらすとは
一般的にしらす(イワシの稚魚)を釜茹でした直後のものを指します。
釜茹で直後〜表面だけ少し乾かしたもので
水分値は70%〜90%程度のものを釜揚げしらすと呼びます。
食感はとても柔らかく鮮度の良いものだと
ぷりぷりしたりふわふわした食感が味わえます。
しらす丼はもちろんのこと、離乳食や介護食なんかにも使われていますね。
衛生環境や、冷凍技術が進歩した今、徐々に人気が出てきています。
四国や東海地方では主流になってますね。
しらす干しとは
一般的に釜揚げしらすを更に乾燥させたものをしらす干しと呼びます。
水分値は50%〜60%程度のものを指します。
食感は硬すぎず、柔らかすぎずふわっとしています。
しらす丼〜各種料理に幅広く使われています。
賞味期限も釜揚げしらすより長いため、
関東を中心に全国的に人気がありますね。
ちりめんじゃこ(上乾、上干、かちり)とは
おまけに、しらす干しよりも更に乾燥させたものをちりめんじゃこと呼びます。
呼び名は各地方によって異なりますが、ちりめんが一般的な呼び名です。
水分値は30%〜40%程度のものを指します。
冷蔵、冷凍技術がない時代の保存の方法として古くから出回っており
かなりキツく乾燥させているため、食感は、歯応えがしっかりとしており、
水分を飛ばしている分、噛めば噛むほど味が出てきます。
食材として使うには、用途が限られますがおつまみとして食べられる方が多く、
今なお九州全域や海無し県を中心にファンが多い商品となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日紹介した以外にも、釜だししらす、大白干し、中間干し、やわ乾などさまざまな商品があります。
しかし、主なものは
釜揚げしらす・・・水分値70〜90%でツルツルもちもちしているもの
しらす干し・・・水分値50〜60%ふわふわしているもの
ちりめんじゃこ・・・水分値30〜40%で噛めば噛むほど味がするもの
この3種類を知っていれば十分です。
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自信を持ってお勧めします!!それではまた。